top of page

君子の交わりは淡きこと水の如し

最近、ハッとさせられる言葉を教わりました。


『君子の交わりは淡きこと水の如し』(くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)


君子の交わりは淡きこと水の如しとは、

君子の交際は、水のように淡白であるが、その友情はいつまでも変わらないということ。


『荘子』に「君子の交わりは、淡きこと水の若く、小人の交わりは甘きこと醴の若し。

 君子は淡くして以て親しみ、小人は甘くして以て絶つ。

 彼の故無くして以て合する者は、則ち故無くして以て離る。


(君子の交際は水のように淡白だが永い間親しみ続け、小人の交際は甘いためにすぐに途絶える。

 理由なしに結ばれた者は、理由なしに離れるものである)」


「何年も会わなくても友情は変わらない。君子の交わりは淡きこと水の如しだ」


この言葉を私がお世話になっている方から聞いたとき


私自身の人との付き合い方を見つめ直す機会になりました。


すぐに仲良くなった人との関係は、すぐに関係が途絶えてしまう。


全てはそういう訳ではありませんが


どのような目的でその人と付き合い、関係を作ってきたかがとても重要だと思いました。


例えば、お金目当てでつながった相手とは、お金の利害関係が無くなるとすぐ別れてしまう。


入社時に『福利厚生が良い』という理由で会社に入った人は

その福利厚生が無くなれば、その会社からすぐいなくなる。


お金やを持ってそうだからと近づいてきた人は

私からお金や力が無くなればすぐに離れていく。


政治の仕事をしていると権力に近づきたくて寄ってくる人がたくさんいます。

その時に、この人はどんな目的を持って自分に近づいてきているのか。

この人は何を志している人なのか。人間性はどんな人なのか。


と不変的なものを見ていく必要があると思います。


また、自分自身も、もちろん目先の目的で関係を築いているのか

それとも長い目で見て関わって行ける人なのか。


新しい人やものに興味をもち関係を持っていく事は大切ですが

今、いる人や利害関係なく自分と付き合ってくれる人は大切にしなければ

いけないと思っています。


徳の高い人や成功している人はその人間関係を見極めることに

とても長けていると思います。


『優しく近づいてくる人には注意しろ』

『詐欺師は優しそうに近づいてくる』


これは本当で、何の理由も無く優しくしてくる人ほど怪しい

と思う事は重要な事だと思います。


もちろん、優しい人は実際にいますが

自分に厳しく言ってくれる人の方が実際には本当の意味で優しい人だと思います。


学生時代に


『優しいは悪』


という言葉を聞いたことがありましたがまさに社会人になると

この言葉の意味がとても良く分かるようになりました。



プライベートに深入りしすぎると、慣れが生じて緊張感を無くしてしまい

結果的に関係が崩れてしまうという事があると思います。


たまに合うから緊張感を持って、関係が長続きする事はあると思います。


価値観の違いは人それぞれですが、私はこの言葉にとてもしっくりしました。


皆さんも今の人との関係性を見つめ直してみてはいかがでしょうか。











 
 
 

最新記事

すべて表示
波動が強い人。それは良い事なのか。

山本くんは【波動が強い】 と言われた。たまに怖い、、と。 波動とは、、、目に見えない力やエネルギーみたいなもの。他人に与える影響力みたいなもの。 他人に与えるエネルギーが強い事は、仕事で結果を出したり、人を説得するときには必要な要素だと思う。...

 
 
 

コメント


​Yamamoto Masanobu

- OFFICAL -

  • White Facebook Icon
  • White Twitter Icon
  • White Instagram Icon

© 2023 by Christina Flores. Proudly created with Wix.com

bottom of page